コンテンツにジャンプ

トップページ > イベント > 巨大わらかがしについて

巨大わらかがしについて

更新日:2021年11月29日

2021年の巨大わらかがしは「鶏と卵」


筑前町は県内でも有数の採卵鶏を有する町です。
「町の新たなシンボルに」と地元有志の町おこしグループ
「筑前若者会(ちくぜんわっかもんかい)」の発案により決まりました。

鶏のひなが卵からかえろうとするとき、卵の内側からコツコツとつつく音を
「啐(そつ)」、親鳥が外側からコツコツとつつく音を「啄(たく)」といい、
お互いが響同(共同)し合ったとき誕生するこの様を「啐啄(そったく)」と
いいます。

「お互いの動作や呼吸が一致することにより、新しい何かが生まれ、目的が
達成される。」
共生社会へのメッセージとして、筑前町の元気と共に発信します。

R3_wara_logo.png


2021年巨大わらかがし「鶏と卵」は12月1日(水曜日)公開予定です

展示期間:2021年12月1日(水曜日)から2022年1月28日(水曜日)まで
(都合により展示期間が変更される場合があります)

場所:安の里(やすのさと)公園ふれあいファーム内
福岡県朝倉郡筑前町松延(まつのぶ)60-5番地

交通アクセス:大分自動車道筑後小郡インターチェンジより車で約25分
西鉄バス「コスモスプラザ前」バス停下車徒歩約6分

駐車場:有り(公園駐車場)

★見学に際してのお願い
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、必ずマスクを着用し、ほかの見学者と
距離をあけて見学してください。
路上駐車は近隣の迷惑となりますので、車は必ず公園駐車場をご利用ください。




制作のようす

toba1.jpeg

(1)
わらを”すく”(整える)作業は
たくさんのボランティアの方々の協力のもと
数日間にわたって実施しました

wara1.jpeg

(2)
土台となる鉄骨を重機を使いながら組上げて
いきます

wara2.jpeg

(3)
鉄骨に竹や角材を取り付けます

wara3.jpeg

(4)
わらかがしの骨格ができました

wara5.jpeg

(5)
作業用の足場を設置します

wara7.jpeg

(6)
模型を見ながら作業を進めます

wara8.jpeg

(7)
竹や角材で頭部の枠を作り、細かく編み込んだ
わらを取り付けていきます

wara9.jpeg

(8)
サイズが大きいため各パーツごとに制作し
つなげます

wara10.jpeg

(9)
だんだんと完成に近づいていきます

 




巨大わらかがしとは


今では筑前町の秋の風物詩ともなった「巨大わらかがし」。
「かがし」とは「かかし」がなまったもので、巨大わらかがしは、角材や竹で作った
骨組みに「とば編み」と呼ばれる稲わらを肉付けし造形した芸術作品です。

昔から、稲作によって出たわらは、身近な存在としてさまざまな形で活用され、人々
の生活を支えていました。
巨大わらかがしは、わらを利用することで、五穀豊穣を祈願し、「食」への感謝の心
を表しています。

毎年11月初旬に開催される町のおまつり、「ど~んとかがし祭」の10周年記念として
2015年に初めて制作してから、毎年題材を変え、たくさんの見学者を楽しませていま
す。